SA競馬事業部です。
いよいよ明日レースですね。分析を進めていきましょう。
【重賞実績分析】 2016年~2020年
過去5年馬券15頭中13頭が前年度内にGⅠ勝ち
(残り2頭はGⅢ以上価値が3頭以上の4歳馬)
〇GⅠ勝ち実績馬 4・4・5・11(複勝率54.1%)
【脚質実績分析】2016年~2020年
〇当日上がり1位 3・1・1・0(複勝率100%)
〇当日上がり3位以内 5・4・4・3(複勝率81.2%)
近年はGⅠ勝ち実績がある上がり上位の好走率が高い馬が馬券の中心。
【レース考察】
帝王賞はリピーターが強いレースです。
リピーターの好走率が高いレースは、マグレや展開左右がされない又は
一定のコース特徴があり、その条件に向いている事が挙げられます
帝王賞は前者にあたり、いわゆる中距離で地方の深い砂質に強い
スタミナ・持久力・スピードをバランスよく持っている馬が勝つと予想します。
【推奨馬】
◎オメガパフューム
去年末の比較的スロー展開になった東京大賞典、雨影響で足抜きが早く高速決着となっになったJBCクラシック共に連対以上と展開を選ばず、
大井2000mでは7戦(4・3・0・0)と強い競馬をしています。
まず馬券の中心と考えて間違いないでしょう。
〇チュウーワウィザード
印は対抗ですが総合力ではこちらが上だと思っています。
大井2000mではオメガパフュームに全て降着の(0・1・2・0)ですが、
国内ダートでは進路取りをミスした一昨年のチャンピオンCの4着以外は全て馬券内です。頭もあり得る対抗評価と考えます。
▲テーオーケインズ
実績面ではGⅢ勝ち馬と明らかに足りませんが、同じ舞台の昨年末の東京大賞典では
最内枠で進路が詰まる競馬となり、結果こそ6着ですが着差0.2秒差と力負けの内容ではありません。4歳馬・戦歴ほぼ上がり3位以内と重賞実績以外は推せる材料は揃っています。重馬場だったら頭もあり得る評価と考えます。
△カジノフォンテン
地方所属馬です。昨年末の東京大賞典2着から今年に入り川崎記念にはオメガパフューム、かしわ記念ではインティに先着勝ち馬となり好調をキープしています。
しかしこれらのレースは逃げに有利なコースや有力逃げ馬が不在の好走でもあり、
今回は楽に逃げる状況が考えにくく連下の有力馬評価と考えます。
△クリンチャー
ダート転向後先行持続力を武器に着実に力をつけて来て前走・前々走と地方の砂質にも対応して圧勝しています。ただ相手レベルが低いGⅢの好走で今回のメンバーで追走スピードに疑問があり。
その場合上がり勝負では筆頭評価ではなく、連下の二番手評価と考えます。
☆オーヴェルニュ
フェブラリーSは外枠から積極的に先行を取りに行く競馬で、結果展開が向かず大敗でしたが3走前・前走の内容は相手レベルも含めて強いと評価します。ただ左回りかつ
湿った軽い馬場にパフォーマンスが強く、今回の右回り地方砂質の対応力が未知数であり、基本的には人気上位なら外したい注目馬です。
☆ミューチャリー
昨年末の東京大賞典5着、JBCクラシック4着とGⅠ大井2000mで惜しい競馬をしている地方所属馬。ただ惜しいとはいえ完全に追い込み競馬がデフォルトの馬です。
今回は有力先行馬が揃っているので、あくまで前潰れになった場合の棚ぼた展開待ち次第です。基本的には入れませんが、人気がないようならワンチャン狙いたい注目馬です。